しばらくオヤスミ
慌しい日々(“私にとっては”ですが……)が過ぎて、ホッと一息、久々にブログにログインしてみたものの、ちっとも筆が(キーボードが)進みません。
うーん……
これは少し重症かもです。
てなわけで、しばらくブログを休みます。
再開日も、いつとは決めないことにします。
オヤスミなさい。
慌しい日々(“私にとっては”ですが……)が過ぎて、ホッと一息、久々にブログにログインしてみたものの、ちっとも筆が(キーボードが)進みません。
うーん……
これは少し重症かもです。
てなわけで、しばらくブログを休みます。
再開日も、いつとは決めないことにします。
オヤスミなさい。

何だかワヤワヤとしているうちに、4月になってしまいました。
おかげさまで夫の一番忙しい時期を無事に乗り切りました。
私も何とか「猫の手」ぐらいの?役には立ったようです。
ホッとしたのもつかの間、3月末には弟の引越し。
30歳過ぎて初めての1人暮らしとなる彼は、生来ののんびりした性格もあって、ほぼノープランで上京してきました。
何しろ、スーツ以外の服を全部宅急便で送ってまい(しかも送るのが遅かったため、引越しの翌々日にしか届かない)、当日の着替えが何もない有様。
大丈夫か、弟。
そんなこんなで、月末は弟の新生活準備をお手伝い。
春らしいイベントではあります。
そして本日は、母が上京してきます。
名目は「友人との東京見物」、「ついでに弟の新生活偵察」等いろいろあるようですが、何より一番楽しみにしているのは、歌舞伎座での「四月大歌舞伎」観劇。
今月は、勘三郎,玉三郎,仁左衛門という豪華キャスト。母にとっては「盆と正月とクリスマスがいっぺんに来たような」(母談)、たまらない顔合わせです。
そんな母のため、私は久々に歌舞伎チケット争奪戦に参加。右手で電話,左手でネット予約操作という作業をし、無事に良席を確保しました。私自身もこんなに良い席で歌舞伎を見るのは数年ぶりですので、とても楽しみです。
ここ数日の雨や風で散ってしまうかと心配だった桜も、何とか持ちこたえてくれたよう。
母の滞在中は天気も良いようですし、東京の春を満喫してもらいたいと思っています。
iPodで使っているイヤホンの調子が悪くなってしまい、修理に出しています。
保証期間内なので無料修理で済むのは良かったのだけど、戻ってくるのに約2週間かかるそうで。
現在仕方なく付属品のイヤホンを使っているのですが。
あまりの音の違いに、いまさらながらびっくりしています。
付属品から現在使用中のイヤフォンに換えたときには、「あ、いい音だな」とは思ったものの、それほど驚きはなかったのですが、一旦その音に慣れてしまうと、付属品のイヤフォンの音がとても貧弱に聴こえてしまいます。
イヤフォンの性能って大事ですね。
2週間くらい音楽不携帯の生活に戻るのも良いかもしれない。と思ったりもするのですが、一度文明の利器(笑)に慣れてしまうとなかなか手放せない悲しい性で。
2,3千円程度でサブのイヤフォンを買おうかと考え中です。
友人から面白い“音感テスト”のサイトを教えてもらったのでご紹介します。
マサチューセッツ医科大学に在籍する学生で、電子音楽のアーティストでもあるJacob Mandell氏のサイト『Jakemandell.com』内にある3種のテストです。
“音感テスト”っぽいサイトは、「絶対音感判定」だとか「音当てクイズ」なども含めると多数存在しますが、このサイトのテストは問題に使われている音素材自体が良く出来ていて、楽しめます。
難易度はちょっと難しめかもしれません。
テスト終了後に音楽のレッスン経験や年齢,人種などを問うアンケート(研究用?)がありますが、それに答えなくても正答率を見ることができます。
ここでの成績の良し悪しが音楽の能力につながるわけでは全くありませんが、なかなかないタイプのテストなので、暇なおりにゲーム感覚で試してみるのも楽しいと思います。
……とかいいつつも、仕事の合間の暇つぶしに挑戦した私は、真剣になりすぎて耳が疲れてしまいました。
Rhythm Test
2つのリズムセットを聞き分けるテスト。全25問。
最初に流れるリズムセットと2つ目のリズムセットが同じならば"Same"(緑ボタン)を、違うと思ったら"Different"(赤ボタン)を押します。全問を通して10回だけ聞き直し(Replay)可能です。
回答ボタンを押したとほぼ同時に次の問題が流れるので、次の問題を聞く準備ができてからボタンを押すと良いです(スタートボタンも同様です)。
因みに、私の成績は「96%」でした。
Tonedeaf Test
続けて演奏される2つのフレーズが同じものかどうかを当てる問題です。全36問。
やり方は「Rhythm Test」と同じです。
最初に流れるフレーズと次に流れるフレーズが同じものだと思ったら"Same"(緑ボタン)を、違うと思ったら"Different"(赤ボタン)を押します。
こちらは聞き直し(Replay)が出来ません。
スタートボタン,回答ボタンを押したらすぐに問題が開始されるのも「Rhythm Test」と同様なので、次の問題を聞く準備を整えてからボタンを押すようにした方が正答率が上がると思います。
こちらの私の正解率は「97.2%」でした。
Adaptive Pitch
2音のピッチの高低を当てます。
2つの音が連続して鳴り、2つ目の音が最初のピッチより高いと思ったら"High"を、低いと思ったら"Low"を選択します。正解するとピッチの幅がどんどん狭くなり、間違うとその前のピッチ幅に戻ります。最終的に到達したピッチ幅が自分が聞き取れるピッチとして判定されるようです。
問題は、何度も繰り返し聞き直すことが出来ます。
私の成績は「0.5625Hz」でした。
音楽ライター山尾敦史さんのブログ『山尾好奇堂』で、ニジンスキーの振付を再現した『春の祭典』のYoutube映像が紹介されています。(2月24日エントリ『ニジンスキー振付の「春の祭典」など』)
この映像は、アメリカのPBS(Public Broadcasting Service)製作の、ニジンスキー版「春の祭典」の復元をテーマに扱ったドキュメンタリー番組『The Search for Nijinsky's Rite of Spring』(1989年)のもののようです。
演じているのは復元版の初演を行ったジョフリー・バレエ団ですが、この映像が初演時のものかどうかは分かりませんでした(キャストはこちらで確認できます)。
『春の祭典』の初演は1913年。
初演時の観客の騒乱は社会的事件として取り上げられるほどでした。
ストラヴィンスキーの前衛的な音楽と、従来のバレエの概念からかけ離れたニジンスキーの振付は、当時の“バレエ”の観客には受け入れ難いものだったのでしょう。
ストラヴィンスキーの音楽が刺激的過ぎただろうことは今でも想像に難くありませんが、ニジンスキーの振付はどうだったのか。
実際に見てみると、演劇的で物語がとても分かりやすいのです。
ひとつひとつの動作がドラマのピースになっていて、情景が浮かんできます。極度に制限されたようなぎこちない動きや足を踏み鳴らすステップはアニミズムの雰囲気を醸し出しているし、「生贄の儀式」のシーンでは禍々しさも感じます。素晴らしく表現力が豊かで、いつの間にか物語に惹きこまれます。
とはいえ、コンテンポラリー以上にバレエの概念を軽々と飛び越えるかのように独創的な振付は、当時としてはあまりにも突飛だったでしょうし、観客の多くが拒絶反応を示したのも無理のないことだと思います。
それにしても、およそ100年も前にこのようなバレエを作ったニジンスキーの創造力に驚かされます。
もうひとつ、私がこの作品を見て感じたのはニジンスキーのリズム感のユニークさです。
一昨年前、こちらもやはり山尾さんから情報を得た『“春の祭典”初演再現ドラマ』のYoutube映像を見たときにもブログで少し触れましたが(2006年8月26日エントリ「牧神の午後と春の祭典」)、実際に見て「なるほど、ストラヴィンスキーが“ニジンスキーは音楽を知らない”と嘆いた気持ちも分からないでもないな」と、妙に納得してしまいました。
私自身は、ニジンスキーが音楽を知らないとは思いません。寧ろ、人並み外れた感性の持ち主だったと思います。
ただ、作曲したストラヴィンスキーの意図とは何かが微妙にズレているような、そんな印象を受ける部分があります。
音楽とダンスが描く心拍数曲線がズレているといったら良いのか……。意外な(音楽ではそれほど目立たない)リズムが強調されていることもある反面、音楽ではとても印象的なリズムがスルーされていることもあったりして、不思議な感覚に陥ります。
ニジンスキーの振付を見るのが初めての私は、どうしても聞き慣れた音楽のリズムに誘導されて見てしまい、最初はその独特のリズム感をスムーズに捉えることができなかったのですが、繰り返し見ているうちに、それが音楽にもダンスにも効果的に働いているように思えてきました。お互いのリズムが生き生きと感じられるようになるというか。
ニジンスキーの天才ならではのリズム感なのだろうな。と思います。
でも、音楽を作ったストラヴィンスキー当人にしてみれば、出鱈目なリズムの取り方に思えたのかも……と勝手な想像を巡らせています。
長い間見てみたかった作品の全体像を知ることができてとても嬉しいのですが、これは是非生の舞台を体験しなければ。
再演を熱望します。
ついでにYoutubeで拾ったもの
Maurice Bejart: Bolero de Ravel
※ベジャール振付『ボレロ』の映像。メロディ(ソロパート)は男性,女性どちらの場合もあるのですが、この映像では別々に撮った男女のメロディを交互に映します。映像もきれい。
L'Apres-midi d'un Faune - The Paris Opera Ballet
※パリ・オペラ座バレエの『牧神の午後』(ニジンスキー振付/ドビュッシー作曲)。私が最も好きなバレエ作品です。
バレエ『春の祭典』について書かれた文章を見つけましたのでご紹介します。
『春の祭典』--永遠の生と選ばれたる者
※日本の美学,とくに歌論や舞踊美学を専門に研究をなさっている尼ヶ崎彬氏のサイト『箪笥飛翔』より。
『ダンスマガジン』に掲載された評論文です。ニジンスキー版の誕生からベジャール版,バウシュ版等について、1987年に初演されたホドソンとジョフリー・バレエ団によるニジンスキー復元版についてと、「春の祭典」の歴史がまとめられています。
初演時の様子やニジンスキーの振付にまつわるエピソード等も紹介されています。
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